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雪対策でビニールハウスの倒壊を防ぐ

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ビニールハウスの雪対策と補強をしっかり行おう

冬の積雪は、ビニールハウスにとって大きな脅威です。雪の重みでビニールが破れたり、骨組みが倒壊する被害が全国各地で発生しています。本記事では、ビニールハウスの雪対策と補強について、種類ごとにわかりやすく説明し、コスト感も含めて紹介します。


雪対策の基本は「積もらせない」こと

ハウス内の温度を上げて、屋根の雪を落とす

ビニールハウスの屋根に雪が積もる前に、内部を暖めて自然と雪を滑らせる方法があります。温度差を利用して屋根の雪を早めに落とすことで、雪による加重を防げます。

推奨機器:ハウスヒーター「暖太郎」

  • 製品URL暖太郎|おてんとさん

  • 特徴

    ハウスヒーター 暖太郎は農芸(ハウス栽培等)での保温を目的とした製品です。

    ■凍害霜害から作物を守ります。
    ■灯油4Lで約50~60時間使用できますので、暖房費を抑えられ非常に経済的です。
    ■白色炎燃焼式で、油煙がほとんど出ません。
    ■スリムで軽量(約2.2kg)で設置が容易です。
    ■発熱量:約660kcal/h、10坪に1台が目安。より強力なYK-2も検討可。

  • 参考価格:ハウスヒーター 暖太郎 DT-R2型(10坪用) ¥14,080


骨組みを強化して「壊れにくい」ハウスにする

積雪地域では、骨組みの強度アップが最重要です。以下のような補強資材を使うことで、ビニールハウスの耐雪性が大きく向上します。

デルタトラス補強で骨組みを強化

推奨製品:佐藤産業の「デルタトラス」

  • 製品URLデルタトラス|佐藤産業株式会社

  • 特徴

    • 三角構造(トラス)による高強度設計

    • 曲げやねじれに強い

    • 溶融亜鉛メッキ処理で長寿命

  • 適応対象:既設・新設どちらも対応

  • 参考価格:¥638 税込〜/1個

利用メリット

  • 雪の重みによる「たわみ」を軽減

  • メンテナンス費削減にも寄与


スノーレジストで「雪に強い」設計に

推奨製品:佐藤産業の「スノーレジスト」


雪対策の組み合わせで最大効果を

単一の対策だけでは限界があります。地域の積雪量やハウス構造に応じて複数対策の組み合わせが理想です。

推奨される対策組み合わせ例

組み合わせ内容 効果 適応地域
暖太郎 + デルタトラス 雪を滑らせつつ、骨組みも強化 中〜多雪地域
スノーレジスト + デルタトラス 長期的な骨組み強度を重視 豪雪地域
暖太郎 + スノーレジスト コストを抑えつつ効果を得る 積雪少〜中程度地域

導入費用の目安

ハウスの大きさや構造によって異なりますが、以下が目安です。

対策内容 費用目安(1棟)
暖太郎 安い
デルタトラス やや高い
スノーレジスト 安い
スノーレジスト48×42タイプ 安い

補助金や助成制度の活用も視野に

市町村やJA等で耐雪・耐風対策に補助金が出るケースがあります。事前確認をおすすめします。


まとめ:備えあれば憂いなし

ビニールハウスの雪対策は手間とコストがかかりますが、被害による損失はそれ以上です。秋までに対策を完了し、冬の農業に安心を。

佐藤産業の「デルタトラス」「スノーレジスト」は、実績のある補強資材です。「暖太郎」と組み合わせることで、雪害リスクを大幅に軽減できます。