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農業用倉庫の坪単価はいくら?相場や注意点、坪単価が高くなる理由などについてご紹介

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農業用倉庫を建てるときに一番気になるのは「コスト」の部分でしょう。農業用倉庫を建てるときにはイニシャルコストとランニングコストを考えなければなりませんが、特に気になるのは「施工時にいくらかかるか」でしょう。
今回は、農業用倉庫の建築を検討されている方に向けて、農業用倉庫の坪単価を含めた相場や、施工時の注意点などをご紹介していきます。

一般的な坪単価の考え

まず、一般的な坪単価の考え方について確認していきましょう。
一般的な坪単価の考えとしては、「坪数×単価」で計算されますが、ビニールハウスの坪単価としては、ビニールハウスの費用としての単価だけではなく、総工費のことも含めなければ正しい坪単価が出せません。
ビニールハウスの施工業者が、チラシなどで「坪単価〇〇円」とうたっていたり、Webサイトなどで坪単価を表現していたりするときには、総工費などビニールハウスを施工するのにすべての費用を込みで坪単価を出しているか、確認するべきでしょう。
単純に坪単価だけの表記であれば安く感じるかもしれませんが、ふたを開けてみると最終的な建築費が思ったような坪単価ではないというケースもありますので、注意しましょう。

坪単価を高くする要因

次に、ビニールハウス施工時に坪単価を高くしてしまう要因についても確認していきましょう。

地盤改良

ビニールハウスの坪単価を高くする要因の一つに「地盤改良」があります。普通の土地にビニールハウスを施工する際に、地盤改良が必要なくそのまま施工できることもありますが、地盤が弱いなど改良する必要がある場合には、ビニールハウスの組み立てだけではなく、地盤改良が施工費として含まれる場合があります。
このような付帯工事が必要となる場合、坪単価が高くなるケースがありますので、業者にビニールハウスを建てたい場所を一度見てもらってから正式な見積もりをもらうようにしましょう。

冷暖房空調

冷暖房や空調設備をつける場合に、オプションとして別途費用が掛かるケースがあります。このようなオプションをつけることで、坪単価が上がります。チラシなどではじめに見た坪単価よりも倍以上するというケースもあるため、チラシやWebサイトで坪単価を確認したとしても、実際の見積もりをもらってみなければ本当の坪単価はわかりません。
複数業者に見積もり依頼するなど、比較検討することがおすすめです。
冷暖房だけではなくそれ以外に当たり前についているものだと思っていたものがオプションになっているケースもありますので、注意しましょう。

解体工事

既にビニールハウスを建てていた場合には、古いビニールハウスの撤去や解体工事から始める必要があります。このような場合も、ビニールハウス設置の坪単価を上げてしまう要因になります。
解体費用についても含めて費用を抑えられるような業者を見つけられると総合的な費用を抑えることができます。すでにビニールハウスがある場合には、解体費についても比較すると良いでしょう。

電気・水道の接続

電気や上下水道の接続も、坪単価を上げる要因になります。
ビニールハウスを建てる際に、用途によっては電気を接続する必要があったり、水道をつなげる必要があったりします。そのような工事もすべて含めて坪単価がいくらになるのか、確認すると良いでしょう。
坪単価の安さを売りにしていても、さまざまな工事費やオプション費用が高いなど最終的に高くなるケースもありますので、施工業者はいくつか比較してから依頼することがおすすめです。

農業用倉庫の坪単価は?

結論から申し上げると、農業用倉庫の坪単価は、業者ごとに異なります。
また、施工する広さや素材、ビニールハウスの種類や機能性によっても大きく異なるため、一概に坪単価いくらなのかは、業者ごとに見積もりをもらうことがおすすめです。
もらった見積もりが高いのか、低いのか知りたい場合には、複数業者から見積もりをもらうことで解決できるでしょう。

農業用倉庫を建てる際の注意点

農業用倉庫を作るときに注意するべきこととして、「農地法の手続き」や「建築基準法に基づく建築確認申請の手続き」が必要になるケースがあります。農業用倉庫を建てる際には、そのような申請が必要なのか、必要でないのか、確認しておくことがおすすめです。

まとめ

ここまで、農業用倉庫を建てる際の坪単価や、相場、注意点などをご紹介してきました。
農業用倉庫を建てる際に、坪単価は業者や建てる農業用倉庫の種類によって異なるため、一概に坪単価いくらとはなりませんが、比較したい際には、複数業者から見積もりを取り、そこで比較することがおすすめです。
チラシなど「坪単価〇〇円で施工!」と書いてある場合にも、農業用倉庫を建てる場所や建てる種類、オプションなどによって坪単価が変わることを覚えておきましょう。正しい価格は、それぞれの業者にしっかり見積もりをもらうことがおすすめです。